『今日は何の日?』1月1日

『今日は何の日?』1月1日

 

1月1日といえば誰でもご存知元日です。

では、元日について調べていきたいと思います。

 

意味

 

まずは元日という漢字の意味から調べてみます。

 

元:物事の起こり。始まり。等

日:日の出から日没までの間。ある特定の1日(休みの日)等

 

二つの意味を合わせると、始まりの日という意味となります。

つまりは、「一年の初めの日」とも言い換えられるかと思います。

 

由来

 

次に元日とはどのようにしてできたのか由来を調べてみます。

 

現在の元日は1948年(昭和23年)7月に公布・施行の祝日法によって制定された年のはじめを祝う国民の祝日です。

 

古来より1年の最初の日である1月1日「元日」は、全てのものに命を与えてくれる『歳神様(としがみさま)』をお迎えするための特別な風習が行われていました。

 

現在でも受け継がれている風習として以下が挙げられます。

 

・年末の大掃除

→汚い場所には神様は現れないという説があり、歳神様を迎え入れる準備のために行う。

 

・門松をたてる

→歳神様を迎えるための依代の役割がある。

※神様は尖ったものに宿るらしいです。

 

・しめ飾りを飾る

→大掃除をして綺麗になった場所に穢れたものが入らないよう結界を張る役割があり、歳神様はこれを通って結界内(屋内)に入るという説がありました。

また、しめ飾りの中央にある色物にも意味があるらしく、ウラジロは長寿、ユズリハは子孫繁栄、ダイダイは家長繁栄と言われているそうです。

 

鏡餅を飾る

→歳神様に捧げる供物の役割がある。

※歳神様が召し上がり残った餅の中には歳神様の魂が宿ると言われており、これをお雑煮などで食べることにより体内に取り込むことで、一年の健康を願うという説がありました。

また、年始にお年玉をあげる風習も歳神様の魂が入った餅を配る行為が元という説があり、『大歳神様の魂』をもじり、『お年玉』となったそうです。

 

 

元日と元旦の違い

 

元日は先程書いた通り「一年の初めの日」ですが、元旦は元日の朝という意味合いとなります。

これは漢字から見ても、旦という字に太陽を表す「日」と地平線を表している「一」から成り立っているとわかります。※諸説あり

 

元旦の行事

 

元日の朝、謂わゆる元旦に「四方拝」という宮中祭祀があります。

これは、元旦の早朝に、黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)という平安時代から用いられている天皇のみが着ることが許される装束をまとった天皇陛下が、宮中三殿に付随する神嘉殿(しんかでん)の南庭に設けられた御座で伊勢神宮、山陵(天皇墓所)及び天地四方(天と地及び東西南北)の神々を拝す儀式のことで、その年の災いを祓い、豊作を祈願するものであるとのことです。

 

四方拝の始まりは、平安時代(794年〜1185年)初期と言われており、宇多天皇の時代に定着したとされ、「宇多天皇御記」にある寛平2年に行われた記録が最古のものとなっているみたいです。

 

平安時代では、病気や疫病、地震・火災などの災いごとは神の祟りが起こすものとされていました。

平安貴族の間で主流だった陰陽道が基本となり、神祇祭祀の中には陰陽要素を含む祭祀が多く執り行われていたという説もあります。

これらの祭祀の中でも元旦に行われる四方拝は特別なものとして扱われていたそうです。

 

安土桃山時代となると、陰陽師の弾圧や迫害が行われて、陰陽道は衰退の一途をたどりました。その代わりに神道色が強くなってい来ました。

これに伴い陰陽要素が強い宮中祭祀は代拝が多くなりましたが四方拝では代拝は行われませんでした。

 

明治時代になると、神道の祭祀として新たに再構築されて、国の行事である現在の四方拝となっていきました。

 

終わりに

元日は、初詣や初売り等に目が行きがちですが、これからは歳神様を意識した準備を行うのもいいかもしれません。

 

こんなに長々と書くつもりは無かったのですが調べていくうちにあれやこれやと詰め込む形となりました。

回数を重ねてなるべく短く簡潔にまとめられるように頑張ります。

 

以上、『今日は何の日?』1月1日でした。